SEOとは?2016:対策の前に知っておくべき4つの事

たまにはコラムをと思って得意分野のSEOについてのウンチクです。
Web担当者だけでなく、アフィリエイトブロガーさんにも読んでもらいたいなあ。
SEOとは、Search Engine Optimizationの略。検索エンジン最適化。つまり、Webサイトが検索結果に表示されやすくする為の対策の事。
「そんな事はわかってんだよ!だから、どうすれば検索に引っかかりやすくなるんだよ!?」
まず、具体的な”SEO施策案”を知る前に、そもそもSEOという言葉の”本質”を理解しなければなりません。
SEO対策の明確な行動方針を常に意識する事で、今後、具体的な施策が実行しやすくなると思います。
それは以下のたった4つの事!
SEOイコールGoogle社
よく、「Googleに評価されるページ、サイトを作れ!」って聞きますけど、それは何故でしょう?
2014年の時点で世界の検索エンジンの利用数は、Googleが全体の97%を占め、ダントツでNO.1です。
もう検索エンジンといえばGoogleと言っても過言ではないでしょう。
そしてSEOとは、そのGoogle社のビジネスモデルに直結している。というか、そのものなのです。
Googleのビジネスモデルを理解する
Google社の収益の大半はPPC広告の一種であるリスティング広告という検索連動型広告が89%を占めています。
何かを検索した時に検索結果一覧ページの上段に表示されるアレです。図1参照
図1
ここを検索しにきたユーザーに1クリックしてもらう度に、世界中の広告主からお金をもらってる訳です。
根底まで探ると、検索ユーザーにクリックしてもらう為にはまず、何よりもGoogleで検索してもらわないと始まらないですよね。
という事は、検索ユーザーとは、Googleにとって広告主と同等、いや、それ以上に大事な存在なのです。
SEO対策とはユーザーファースト
なので、Googleは、検索ユーザー、ネットサーファー(死語?)に対して、ユーザーファーストWebサービスに重きを置くようになりました。それはユーザーにストレスを与えず、役に立つWebサービスを…。
「表示速度を早くしなさい」
「アウトラインを意識しなさい」
「スマートフォン表示での視認性を高めなさい」
「検索ユーザーが求めているコンテンツページを作りなさい」
「オリジナリティがあるコンテンツページを作りなさい」
挙げだしたら切りがないこの部分↑が、まさに”SEO対策”なのです。
Googleはそのユーザーファーストの基礎組となるSEO対策法を積極的に 公表したり、Web担当者へ、サイトのボトルネック情報を知らせる為にサーチコンソールの活用を勧めています。
Web担当者に勧めるSEO対策というものは、それだけGoogle自社のビジネスに大きく関わってくる根幹となっているのです。
でもよく考えると、これらはGoogleのビジネスモデルに関係なく、Web制作者としては当たり前の事だったりしますね。
検索上位に上がる仕組み
では何故これらSEO対策をすると、検索上位に上がるのでしょうか?SEO対策とはGoogle社のビジネスモデル”そのもの”だとここまで説明してきました。
つまり、それらSEO対策をちゃんとやってくれてるWebサイト、言い換えれば、Googleのビジネスに協力してくれているWebサイトには、
「弊社のビジネスに協力してくださって、ありがとうございやす。お礼と言っちゃぁなんですがぁ、御社のWebサイトを、順番になるべく検索に上がるようにしまっす!」
という筋書き(アルゴリズム)なのです。
冒頭にも記しました「Googleに評価されるページ、サイトを作れ!」というのはそういう事なのです。
SEO対策という漠然とした言葉。
筆者はこの4つの事をちゃんと認識して以降、必然と何をすればいいのかがハッキリ見えてきました♪
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